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10月30日 九電説明会の報告


10月30日、プルサーマルを止めようとする市民が提出した質問書に対する説明会が 九電本社で行われました。

この説明会、九電側は、
50人しか入れない、2時間だけ、マスコミの映像撮りは頭取りだけ、
録画もダメ、録音もダメという密室の事実作りの説明会を開こうと
しました。
これに対して、議事録作成用の録音だけは認めさせての開催です。
この日、60人が集まり、一部の方々は交代で入場しながら参加していただきました。

九電の冒頭説明の棒読みに引き伸ばされながら、16:00からの説明会は2時間50分に及びました。(九電が冒頭回答してる時、質問状を1問ずつ読み上げ時間を読み上げるなど、時間を要しました。次回は回答時間に制限を加えましょう!)
 

ちょうど 30日は、参議院本会議で鳩山首相が原子力政策について、答弁の中で次のような発言をしています。                              
安全の確保というものを大前提とし、国民の理解と信頼を頂きながら着実に推進してまいりたいと思います。」


しかし、九電側の説明姿勢は鳩山首相の考えとは全く正反対のもの。予想通り、誠意の無い説明不足な回答。
安全の確保の説明も十分にできず、もちろん、私たち市民の理解と信頼を得るなど、程遠い内容の説明会でした。

「企業秘密」「回答の範囲に無い」「検討は2010年から」のオンパレード。

「次回(説明会)なんて約束できません」
「説明はちゃんとしました。あなたたちがどう思われようと
勝手ですから」  という無責任な放言。


「何度でも納得いくまで説明会を開け!」
「試運転取り止めろ!」
いつの間にか、私たちは、何人も真っ赤になって怒って発言していました。
九電の担当者もみんながこれだけ真剣に怒っているんだということ
自体は、体のどこかで受け止めざるを得なかったのでしょう。


私たちは、これから、この怒りや悔しさを、さらなる追及の手立て・力とできるよう工夫していきます。

    
今日のこの集会は、一見、まだ得たものが見えませんが、パワーを感じさせられるものがあったと思います。最初は、こんな急にこんな時間に50人でも集まれるだろうか?と心配さえしました。しかし、小山さんたち先駆者を除いても、遠くから2時間3時間かけて来てくれた人が居ました。全員は入れないと聞いても、譲り合ってくれてる人もいました。体が、やって来れない人からも激励や「祈ってます」「開催してくれてありがとう」のメールをもらいました。途中だけしか来れなかった人から、外でプルサーマルの横断幕を持ってる方たちを見て、言い続けることが大事だなと思って帰りました~という方も居ました。                                         

プルトニウムの燃焼ありき、再処理・プルサーマル・高速増殖炉・高レベル放射性廃棄物、屁理屈ばかりの核燃料政策に未来はない。



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29日、佐賀県庁の交渉など


29日の佐賀での交渉・学習会の概要を報告します。

◆「要望書提出と交渉」  16:30~ 県庁南別館

交渉の要旨

 ・原子力安全・保安院に確認して以下の点が明らかになった。
    「国の輸入燃料体検査には、
         法的根拠を持った具体的判断基準がない」


 ・県はこの新事実を厳粛に受け止め、保安院を佐賀県に
  呼んで、県民の前で説明をさせて欲しい。
 ・それまでは玄海3号機の原子炉起動を認めないで欲しい。


この要請に対して、佐賀県の原子力政策室の課長は、聞く耳持たずといった感じ。新事実が判明しても
「これまでのスタンス通り。保安院の検査に通っているので安全は確保されており、保安院を呼ぶ必要はない」 みたいなことを言っちゃった。
県民ブチ切れ(あたりまえ)
「あなたの判断を聞いているのではない!知事に要請をしているのだから、知事の意見を聞いてきなさい!」
「新事実を今聞いたのに、スタンスが変わらない、とは、なぜあなたが今判断できるんだ。県民の命が掛かってるんだよ!」
全くごもっともな主張です。県民の皆さん、筋が通っていて、ものすごい迫力です。
県民の声を無視しよう、無視しようとする、この役人に対して、いったいどこを向いて仕事をしているのか、と不信感が募りました。


◆「記者会見(記者レク・県議会議員レク)」
17時30分~ 県庁本館2F 記者会見室

上記交渉のポイントを説明。


◆学習会   18:30~21:30

プルサーマル・原子炉起動を止めよう! 学習会
「玄海3号機MOX燃料に不良品の可能性」

佐賀・福岡から約80名が参加。
皆さん、お疲れ様でした。


29日の佐賀での交渉・学習会

29日の佐賀での交渉・学習会は以下のとおりです。
皆さん ご参加ください。私たちも福岡から参加します。
 
16時~ 県庁南別館23号室前集合 ”要望書提出と交渉”

17時~ 県庁旧館2F 記者会見室 
     ”記者会見(記者レク・県議会議員レク)”

18時半~21時半ごろ

プルサーマル・原子炉起動を止めよう! 学習会
「玄海3号機MOX燃料に不良品の可能性」

講師 小山 英之さん 

場所 市民会館 大会議室(2階) 佐賀市水ケ江 ( 0952-24-5271
    http://www.shinpoo.jp/shisetsu/shimin/02_gaiyo.html

入場料 500円 (お二人の旅費のたしにします)

連絡先
  止めようプルサーマル・佐賀 杉野さん (090-5740-1441)
  プルサーマルと佐賀県の100年を考える会
              石丸さん ( 090-6772-1137)


時間変更です。
16時からの要望書提出は
16時20分県庁南別館23号室前集合になりました。
16時30分から要望書提出と交渉と、変更になります。

以降も若干変動あるかもしれません。



28日 九電本社で座り込み 報告

本日も12時から九電本社で座り込み。
マイクがなかったので、マイクアピールはなし。

7名でチラシを配ったりしました。
しかしチラシは拒否する人が多いですね。
もらってよ~((+_+))

1時から九電の担当者の方と
説明会の件で交渉。

録音はいいとか、あれはダメとか、いろいろ交渉。

司会は誰がやるのか、とか。
納得しなかったら、再説明要求するよ、とか
いろいろな話題を。

いずれにしましても、説明は以下のとおりです。

■日時:10月30日(金)16:00~18:00
■場所:九州電力本店
  地図:http://www.kyuden.co.jp/company_outline_map.html
■集合:15時45分、九電本店前
■会場の定員:50人


※事前申込みが必要です(県外の方でもかまいません)。
参加を希望される方は、前日(29日)10:00までにみらい実行委員会にご連絡ください。

みなさん来てくださいね。
まだ余裕あります。(*^_^*)
たくさん集まって欲しいです。
↑お陰さまでいっぱいになりました。ありがとうございます。

九電本社で 座り込み

10月19日から 土日を除く毎日、

九電本社前で 座り込みを続けています。

時間は 12時~1時 の1時間  人数は 5名~10名です。



毎日、広報の担当者と 説明会開催などの件について
交渉しています。


みなさんも、お時間つくって、ぜひ参加してみてください。




<九電本社でのプルサーマル説明会>

<九電本社でのプルサーマル説明会>

玄海原発3号機で進められているプルサーマル計画に関して、九州電力が下記の日程で説明会を開催します。定員が50人という限られたものですが、説明会を求める市民の働きかけによって、ようやく開催することが決まりました。

既に原子炉にはMOX燃料が装荷され、11月上旬には試運転開始という緊迫した状況です。市民の不安や疑問に応える説明会になればと思っています。直前のお知らせですが、ご都合がよろしければぜひご参加ください。

■日時:10月30日(金)16:00~18:00
■場所:九州電力本店
  地図:http://www.kyuden.co.jp/company_outline_map.html
■集合:15時45分、九電本店前
■会場の定員:50人


※事前申込みが必要です(県外の方でもかまいません)。
参加を希望される方は、前日(29日)10:00までにみらい実行委員会にご連絡ください。

定員が50人と限定されており、50人を超えた場合は中に入れないとのこと。また、事前申込みをされていない場合も、中に入れないとのことです。広い部屋を希望していたのですが、50人の部屋しか開いていないそうです。参加を希望される方には、全員参加していただきたいのですが、参加できない方も出てくるかもしれません。何卒ご了承ください。

基本的に、予め提出した質問書にそって、九電が回答するという形になります。

・文書での回答はしない。
・録画録音は一切ダメ。 (これじゃ議事録もとれない・・・)
・マスコミにも、最初の「頭撮り」しか認めない。
・定員50人の部屋。50人を超えた場合、その人たちは建物の中に入れない。

このような非公開の姿勢には問題がありますので、少しでも改善されるよう働きかけを続けるつもりです。

様々な制約があるのですが、現時点では、このような説明会の開催しか望めません。広い会場で、多くの人が参加できる公開説明会が開催されることを願っています。


-------------------以下、質問書--------------------

九州電力株式会社
取締役社長 眞部利應 様
                             みらい実行委員会

高浜原発用のMOX燃料ペレットで不良品が製造され、4分の1を不採用にした件、および、2009年10月7日の原子力安全・保安院との交渉での「九電玄海原発3号機のMOX燃料にも関電が不合格にしたペレットが混ざっている可能性は否定できない」と明言されたことについて、九電の自主検査内容と検査結果について、および耐震補強工事の有無等について質問します。誠意ある回答・説明を求めます。


[1]関西電力で不合格になったMOX燃料ペレットに関連する質問

関電は8月19日、フランスのアレバ・メロックス社で製造中の高浜原発用のMOX燃料ペレットに不良品が見つかり、4体分(全16体中)を不採用にすると発表しました。時期こそ違いますが、同じ工場で作られたMOX燃料に、一方は25%も不良品が有り、他方は100%合格したというのは、社会常識的に考えて、簡単に納得できるものでは有りません。
また、アレバ・メロックス社は「これまでの経験に基づき、当該ペレットはMOX燃料として採用が可能」と主張したと関電はプレス発表していますが「これまでの経験」とは、玄海3号機用MOX燃料を含むものではないかと心配です。

 この問題を考える際の前提となる事柄をあらかじめ確認しておきます。
・MOX燃料ペレットの検査項目には国が決めた「輸入燃料体検査項目」と電力会社による「自主検査項目」がある。
・関電で不合格になったのは、自主検査項目の性能に関わる7項目中の1項目である。
・その項目がどれかは公表されていないが、10月7日に国の検査課は不純物項目について説明した。その場合、国の検査項目には「不純物」があり、関電の自主検査項目には「全不純物総量」がある。
・国の検査項目の「不純物」については、関電と九電の輸入燃料体検査申請書に検査の対象となる元素が記載されており(大部分は空白だが)、その元素数は異なっている。

以上を踏まえて、この件についてお尋ねします。

1)九電の自主検査項目のうち性能に関するのは何項目ですか。それらを公表してください。

2)関電が不合格とした検査項目と同様の項目が、九電の自主検査項目に含まれていることは確認したと10月7日に保安院は答えていますが、これは正しいですか。

3)10月7日に保安院は、「関電の不合格品が九電MOX燃料に入っている可能性は否定できない」と認めました。このことに関連して以下の質問をします。

(a)保安院は10月7日に、九電からはデータなどは示されずただ合格したとだけ聞いていると答えていますが、これは事実ですか。

(b)関電が不合格とした項目について、九電の合格範囲は関電と同じですか。差異の有無はどのように確認したのですか。

(c)合格範囲が同じ場合、関電と同じ工程で製造していることから、1/4の確率で不良品が出ると考えるのが妥当です。設定範囲を超えるデータが存在しないことは確認したのですか。超えるデータについてメロックス社に協議を申し入れたのですか。

4)輸入燃料体検査の「不純物」について質問します。

(a)国の検査項目の「不純物」では、九電の検査対象元素数は28、関電のそれは40と読みとれますが、それは正しいですか?

(b)28と40の違いは何に由来するのですか? 不純物元素の選択は電力会社が自主的に行っているのですか。

(c)国の技術基準である「発電用核燃料物質に関する技術基準を定める省令」では、MOX燃料に関する「不純物」は第5条第1項で規定されていますが、それは抽象的な規定です。不純物の何をどのような基準で取り上げるかの具体的判断は、どのような規格に基づいているのですか。

(d)保安院検査課は規格としてASTM(米国材料試験協会)の規格を挙げて説明しています。ASTMの規格では、不純物の元素ごとに濃度の上限をおくとともに、それらの合計である不純物総量にもより厳しい上限を設けて規制しています。九電もやはり不純物総量に上限を設けていますか。もしそうだとすればそれはASTMの考え方に基づくものですか。

5)自主検査は輸入燃料体検査を補完する安全上重要な検査として実施されているという理解でよろしいですか。
 
6) 国の検査が安全の基準であり、安全を保証するものならば、自主検査をする理由はありません。九電やその他プルサーマル事業者が自主検査する理由は何ですか?
 
7)メロックス社で製造したMOX燃料の品質に疑問が残っている限り、そのMOX燃料で運転することは近隣住民としておよそ認められません。
十分な上にも十分に安全な燃料であることが確認できるまで、運転を延期するべきではありませんか?
  
[2]耐震に関する質問

1)2009年8月17日に開かれた第11回構造ワーキンググループの審議会において、玄海原子力発電所3号機の建物の干渉について、地震で建屋が揺れた時、建屋の間が5cmしかなく、建屋どうしがぶつかって壊れないかと、専門家の先生が指摘していますが、その後、具体的な対策はなされたでしょうか。なされた場合、それはどのような対策ですか?

2)耐震補強工事はされているでしょうか?

3)また、今後その予定はありますか?

4)耐震/構造設計小委員会構造WG、第11回Bサブワーキンググループで指摘されていた、建て屋間の干渉問題に関して、補強工事をしましたか?

それはいつですか?

それはどの箇所ですか?工事した箇所を全て答えてください。



[3]使用済MOX燃料の処理について

元東京電力副社長、工学博士の豊田正敏氏がプルサーマルの問題点として、「半減期が長く、放射能が高く、かつ発熱量の大きいアクチニド元素(超ウラン元素)が大量に発生することだ。これは高レベル廃棄物の処分場の面積がウラン燃料に比べ大きくなることにつながる。当然処分費用もかさむ。また、この使用済み燃料をどう処理するかの見通しがない。 アクチニド元素を高速炉で消滅させる考えもあるが、技術的、経済的に実現の見込みは全くない。」と述べているように、プルサーマルを動かしてしまえば、ウラン燃料の核のゴミとは比べ物にならないほどの使用済MOX燃料が発生します。

1)使用済MOX燃料問題を無視して、プルサーマルを開始することは企業倫理に欠けます。
使用済MOX燃料の処分に関する九州電力の責任の範囲を教えてください。

2)また、使用済MOX燃料の処分費用は19兆円といわれるバックエンド試算(核燃料サイクルのための費用試算)に含まれていますか?

3)使用済MOX燃料の処分費用をバックエンド試算に含めるといくらになりますか?

4)さらに、地下に埋められる温度になるまでの冷却に要するエネルギーとMOX燃料が生み出すエネルギーの収支バランスの詳細を教えてください。

5)100年先の冷却に使うエネルギー源はなんですか?

6)豊田氏は処分場の面積もいまのウラン燃料に比べ大きくなると述べていますが、処分場の見通しは立っていますか?

以上






10月18日:パレードの様子♪

講演会、ライブ、ワークショップなどの後、17:00から天神をパレードしました。大勢の人が見守る中、楽しくアピールできたと思います。
映像には映ってませんが、沿道では何人もの人が、ビラまきをやっています。
たくさんの方が参加して応援してくださいました。ありがとうございます。
 
 

 
 
 

10月18日のお礼

10月18日の「プルサーマルよりカーニバル!」を
無事に終えることができました。

遠くから講演会やワークショップに参加してくださった皆さん、
ありがとうございました。
講師の先生方、お疲れ様でした。

パレードにも遠くから駆け付けてくださった方が大勢いて、とても充実したパレードができました。

きっと沿道に皆さんに私たちの気持ちが伝わったと思います。


10月18日の様子は、追ってブログに掲載していきます。
また、パレードの様子はYoutubeに掲載する予定で準備中です。

お楽しみに。

イベントは終わりましたが、私たちの活動はまだまだ続きます。
賛同人もさらに増えました。
  
皆様、これからもよろしくお願いします。


どんなイベント?

■ このイベントの目的 ■

 今年の秋、佐賀県の玄海原子力発電所では、プルトニウムをウランと混ぜて出来たMOX燃料による発電(プルサーマル計画)が始められようとしています。MOX燃料のプルトニウムの量はこれまで使用されてきたウラン燃料の10倍があり、それが一気に核分裂を始めるという世界にも例のない計画です。電器事業連合会は、MOX燃料が搬入された九電、中部電力、四国電力を除く8社のプルサーマル計画見直し先送りすることを決めました。
世界の流れもまた、自然エネルギーへと大きく舵を転換してきています。しかし、この国の原子力政策は、各地(六ヶ所村再処理工場、伊方原発、上関原発など)の住民の不安に答えることなく進められてきています。中でも九州ではプルサーマル計画を真っ先にすすめようとしています。

この流れを止めるのはふつうの人たちしかいません。しかしながら、多くの人たちは、国や電力会社が流す偏った情報ばかりが届き当り前のように思わされてしまっています。

私たちが出来ることは、簡単です。ただ本当のことを周りの人たちに知らせるだけです。口コミで、分かりやすく、丁寧に、子どもたちや電力会社の人たちも含めたみんなの未来のために行動することです。
私たちは、10月3日の東京イベント、11日の上関イベントなど全国の人たちとつながりながら、10月18日に様々な人たちとつながって楽しく分かりやすいイベントを計画しようと思います。未来のエネルギーや暮らし方を真摯に考えるきっかけになり、誰もがどこで暮らしても安心して生活できるように、ぜひこの趣旨に賛同し共に動いて下さることを皆さんにお願いします。

今回のイベントはエネルギー問題を中心にしながら、あたらしい世界をつくるひとたちの情熱や、オルタナティブな方向をイメージする力、そして人の人のネットワークの力強さに触れることができるイベントにしようと企画しています。

 具体的には10月18日のなかで、アーティストを呼んだライヴや、講演や小さな複数のワークショップなどを、ラストには街中をパレードで繰り出します。
 新しい世界をつくるイベントをあなたも一緒に作っていきませんか?



■ イベントの内容  ■

2009.10.18(日)  


危険な原子力発電やプルサーマル計画よりも、もっとあるはず、
色んなでんきのカタチ。そんなカーニバルを作っていこう。


■講演会+ライヴ

ゲスト:小出裕章(京都大学助教)、藤田祐幸(物理学者)、
満岡聰(医師)、冨田貴史(ファシリテーター)、カクマクシャカ(アーティスト)

[会 場]  西鉄ホール 福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F

[参加費]一般   1,500円/ (当日 2,000円)
      高校生 1,000円/  (当日 1,500円)
      ※中学生以下無料
     ※半券提示の上、警固神社イベントにも出入り自由 

[内 容] 

午前の部
  
11:00~12:00  
「原発のいま~六ヶ所、上関、玄海で起きていること~」 
                 報告者:冨田貴史、満岡聰 


午後の部 
13:00~13:40  カクマクシャカ・ライヴ  
13:50~14:50(予定)  
             「あまりに愚かなプルサーマル」  講師:小出裕章  
15:00~16:30(予定)  
          「グッバイ・プルサーマル! 今、私たちにできること(仮)」 
           コーディネーター:藤田祐幸 
          パネラー:小出裕章、満岡聰、カクマクシャカ他


■上映会とトーク

[会 場] 警固神社1F
[参加費] 終日1・2F共通 \500(出入り自由)

[内 容]
13:00~14:00 「六ヶ所村を訪ねて」解説:江守昭彦
14:00~15:00 「誰のためのプルサーマル?」出演:広瀬隆
15:00~16:00 「原発労働者について」解説:冨田貴史


■写真展

[会 場]警固神社2F(12:00~16:00)
[参加費]終日1・2F共通 \500(出入り自由)

[内 容]

・豊崎博光 写真展とおはなし
 15:00~15:30 話:豊崎博光  紙芝居/作:桑迫賢太郎

・チェルノブイリ事故写真展(12:00~16:00)


■ワークショップ

[会 場]警固神社2F
[参加費]終日1・2F共通 \500(出入り自由)

[内 容]
10:00~12:00
ドリームキャッチャー&楽器作り1部&紙芝居

13:00~15:00
ドリームキャッチャー&楽器作り2部
&冨田貴史ワークショップ

12:00~12:30
福岡市原爆被爆者の会  語り部・吉崎幸恵

※ワーク・ショップ準備のため、ビール(ジュース)の
 王冠(フタ)を集めてます。ご協力くださいー。


■パレード

[集 合]  警固公園
[参加費]  無料

[内 容]  17:00 警固公園集合~アピール、演奏
        17:30 出発(天神1周→九電前→公園戻り)

※プラカード、着ぐるみ、仮装、太鼓、ジャンベ、
 管楽器…など参加大歓迎!





■ 主催者  ■

みらい実行委員会


  

佐賀県議会に要望書を提出しました。

10月9日、MOX燃料の安全性に関して、次の文書を、
佐賀県議会に提出すると共に

九州電力 取締役社長
玄海町長
佐賀県知事

に提出しました。

-----------------------------


                                 2009年10月9日
佐賀県議会議長 留守 茂幸 様

                         止めようプルサーマル・佐賀
                 プルサーマルと佐賀県の100年を考える会


「九州電力のMOX燃料に、関電が不合格にした燃料が入っている可能性は否定できない」と原子力安全・保安院が明言しました。

佐賀県議会に原子力安全・保安院を呼んで説明を受けてください

九州電力のMOX燃料が絶対に安全だと確認できるまで、装荷を認めないで下さい。

私達は、10月8日の佐賀新聞(26面)にも報道されている東京での7日の原子力安全・保安院との交渉に参加しました。
国の安全確認のお粗末さ(不合格品が出た関西電力の自主検査項目と同じ項目について、九州電力からただ合格したと聞いただけで数値などは確認していない等)を直接目の当たりに、「MOX装荷は一時凍結されるべきだ」と確信して帰ってきました。

7日参議院議員会館第6会議室で行われた交渉には、原子力安全・保安院の検査課から、石垣宏殻・統括審査官と百瀬孝文・施設検査係長が出席しました。近藤正道参議院議員(新潟)、渕上貞雄参議院議員(福岡)が終始出席され、7名の議員秘書や市民を含めて約40名が参加しました。

以下は、10月7日の原子力安全・保安院との交渉で明らかになった内容です。

① 原子力安全・保安院は、関西電力が自主検査で不合格としたレベルの燃料が、玄海原発のMOX燃料に入っている可能性を「否定できない」という見解を明確に示しました。

② 保安院は、自主検査項目について、「九州電力は関西電力と同様の検査項目を設定しているが、正確に同じかは確認できていない」と述べ、自主検査項目の比較さえ、正確には行っていませんでした。

③ 九州電力からは、「自主検査に合格している」と聞いただけで、その根拠となるデータ等は一切確認していませんでした。

④ 保安院はデータ等の確認もなしに、「九電から不合格品はないと聞いている」と百瀬孝文・施設検査係長が佐賀県の課長補佐(男性)に伝えたといいます。佐賀では、この自主検査問題が県議会でも大きな問題となっているのにです。


 今回、佐賀県や九電が繰り返す、「国が安全を確認している」の内容は、ただ、九州電力が「自主検査に合格している」と言っていることを、繰り返しているだけで、国として具体的な確認は何もしていないことが明らかになりました。

 また、驚くべき発言も飛び出しました。「自主検査に合格するとかえって安全性はそこなわれる」などと保安院は言いました。そうすると、自主検査に合格したものを使用する九州電力は、かえって危険になる事となります。もう、無茶苦茶です。あげくには「B級品(不良品)をつくることがあっても品質保証は大丈夫」等と暴言まで飛び出しました。

 ドイツの環境省(原子力安全規制当局)は、関電不良品問題を受けて、ドイツの電力会社に調査するよう指示を出し、現在も調査中です。これについても保安院は「知りません」と答えました。BNFLデータ捏造事件の教訓として、日本政府は、海外の規制当局とも連絡を取り合いながらMOX燃料の安全性には万全を期すことを表明しているにもかかわらず、です。

交渉の最後に、次の事を保安院に要求しました。

1.関電で不合格となったMOX燃料の検査の項目と検査内容、検査結果、
2.九電の自主検査の項目、関電で不合格となった項目と同じ項目についての検査内容と検査結果、
3.佐賀県からの問合せとそれに対する保安院の回答についての詳細の3点についてデータ開示を要求し、
4.この問題が解決するまでは、玄海原発でのMOX燃料の装荷を見合わせるよう指導すること。

9月の佐賀県議会が示された意思に基づき、
佐賀県議会に原子力安全・保安院を呼び、国が確認した内容の説明を受けてください。
九州電力のMOX燃料が絶対に安全だと確認できるまで、装荷を認めないで下さい。



10月17日:音楽と映画でプルサーマルを考える。

Earth Vibration

音楽と映画でプルサーマルを知る。考える。


日時  2009.10.17(土)

    13:00開場: 13:30開演


会場 ハイビーム(福岡市博多区須崎町6-5冨永ビル1F)

料金 2,000円 

出演 ナジオ・マザートーク(&映像上映)


予約メール tic@pubchan.com

問合せ パブリックチャンネル 092-283-6155




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