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<九電本社でのプルサーマル説明会>

<九電本社でのプルサーマル説明会>

玄海原発3号機で進められているプルサーマル計画に関して、九州電力が下記の日程で説明会を開催します。定員が50人という限られたものですが、説明会を求める市民の働きかけによって、ようやく開催することが決まりました。

既に原子炉にはMOX燃料が装荷され、11月上旬には試運転開始という緊迫した状況です。市民の不安や疑問に応える説明会になればと思っています。直前のお知らせですが、ご都合がよろしければぜひご参加ください。

■日時:10月30日(金)16:00~18:00
■場所:九州電力本店
  地図:http://www.kyuden.co.jp/company_outline_map.html
■集合:15時45分、九電本店前
■会場の定員:50人


※事前申込みが必要です(県外の方でもかまいません)。
参加を希望される方は、前日(29日)10:00までにみらい実行委員会にご連絡ください。

定員が50人と限定されており、50人を超えた場合は中に入れないとのこと。また、事前申込みをされていない場合も、中に入れないとのことです。広い部屋を希望していたのですが、50人の部屋しか開いていないそうです。参加を希望される方には、全員参加していただきたいのですが、参加できない方も出てくるかもしれません。何卒ご了承ください。

基本的に、予め提出した質問書にそって、九電が回答するという形になります。

・文書での回答はしない。
・録画録音は一切ダメ。 (これじゃ議事録もとれない・・・)
・マスコミにも、最初の「頭撮り」しか認めない。
・定員50人の部屋。50人を超えた場合、その人たちは建物の中に入れない。

このような非公開の姿勢には問題がありますので、少しでも改善されるよう働きかけを続けるつもりです。

様々な制約があるのですが、現時点では、このような説明会の開催しか望めません。広い会場で、多くの人が参加できる公開説明会が開催されることを願っています。


-------------------以下、質問書--------------------

九州電力株式会社
取締役社長 眞部利應 様
                             みらい実行委員会

高浜原発用のMOX燃料ペレットで不良品が製造され、4分の1を不採用にした件、および、2009年10月7日の原子力安全・保安院との交渉での「九電玄海原発3号機のMOX燃料にも関電が不合格にしたペレットが混ざっている可能性は否定できない」と明言されたことについて、九電の自主検査内容と検査結果について、および耐震補強工事の有無等について質問します。誠意ある回答・説明を求めます。


[1]関西電力で不合格になったMOX燃料ペレットに関連する質問

関電は8月19日、フランスのアレバ・メロックス社で製造中の高浜原発用のMOX燃料ペレットに不良品が見つかり、4体分(全16体中)を不採用にすると発表しました。時期こそ違いますが、同じ工場で作られたMOX燃料に、一方は25%も不良品が有り、他方は100%合格したというのは、社会常識的に考えて、簡単に納得できるものでは有りません。
また、アレバ・メロックス社は「これまでの経験に基づき、当該ペレットはMOX燃料として採用が可能」と主張したと関電はプレス発表していますが「これまでの経験」とは、玄海3号機用MOX燃料を含むものではないかと心配です。

 この問題を考える際の前提となる事柄をあらかじめ確認しておきます。
・MOX燃料ペレットの検査項目には国が決めた「輸入燃料体検査項目」と電力会社による「自主検査項目」がある。
・関電で不合格になったのは、自主検査項目の性能に関わる7項目中の1項目である。
・その項目がどれかは公表されていないが、10月7日に国の検査課は不純物項目について説明した。その場合、国の検査項目には「不純物」があり、関電の自主検査項目には「全不純物総量」がある。
・国の検査項目の「不純物」については、関電と九電の輸入燃料体検査申請書に検査の対象となる元素が記載されており(大部分は空白だが)、その元素数は異なっている。

以上を踏まえて、この件についてお尋ねします。

1)九電の自主検査項目のうち性能に関するのは何項目ですか。それらを公表してください。

2)関電が不合格とした検査項目と同様の項目が、九電の自主検査項目に含まれていることは確認したと10月7日に保安院は答えていますが、これは正しいですか。

3)10月7日に保安院は、「関電の不合格品が九電MOX燃料に入っている可能性は否定できない」と認めました。このことに関連して以下の質問をします。

(a)保安院は10月7日に、九電からはデータなどは示されずただ合格したとだけ聞いていると答えていますが、これは事実ですか。

(b)関電が不合格とした項目について、九電の合格範囲は関電と同じですか。差異の有無はどのように確認したのですか。

(c)合格範囲が同じ場合、関電と同じ工程で製造していることから、1/4の確率で不良品が出ると考えるのが妥当です。設定範囲を超えるデータが存在しないことは確認したのですか。超えるデータについてメロックス社に協議を申し入れたのですか。

4)輸入燃料体検査の「不純物」について質問します。

(a)国の検査項目の「不純物」では、九電の検査対象元素数は28、関電のそれは40と読みとれますが、それは正しいですか?

(b)28と40の違いは何に由来するのですか? 不純物元素の選択は電力会社が自主的に行っているのですか。

(c)国の技術基準である「発電用核燃料物質に関する技術基準を定める省令」では、MOX燃料に関する「不純物」は第5条第1項で規定されていますが、それは抽象的な規定です。不純物の何をどのような基準で取り上げるかの具体的判断は、どのような規格に基づいているのですか。

(d)保安院検査課は規格としてASTM(米国材料試験協会)の規格を挙げて説明しています。ASTMの規格では、不純物の元素ごとに濃度の上限をおくとともに、それらの合計である不純物総量にもより厳しい上限を設けて規制しています。九電もやはり不純物総量に上限を設けていますか。もしそうだとすればそれはASTMの考え方に基づくものですか。

5)自主検査は輸入燃料体検査を補完する安全上重要な検査として実施されているという理解でよろしいですか。
 
6) 国の検査が安全の基準であり、安全を保証するものならば、自主検査をする理由はありません。九電やその他プルサーマル事業者が自主検査する理由は何ですか?
 
7)メロックス社で製造したMOX燃料の品質に疑問が残っている限り、そのMOX燃料で運転することは近隣住民としておよそ認められません。
十分な上にも十分に安全な燃料であることが確認できるまで、運転を延期するべきではありませんか?
  
[2]耐震に関する質問

1)2009年8月17日に開かれた第11回構造ワーキンググループの審議会において、玄海原子力発電所3号機の建物の干渉について、地震で建屋が揺れた時、建屋の間が5cmしかなく、建屋どうしがぶつかって壊れないかと、専門家の先生が指摘していますが、その後、具体的な対策はなされたでしょうか。なされた場合、それはどのような対策ですか?

2)耐震補強工事はされているでしょうか?

3)また、今後その予定はありますか?

4)耐震/構造設計小委員会構造WG、第11回Bサブワーキンググループで指摘されていた、建て屋間の干渉問題に関して、補強工事をしましたか?

それはいつですか?

それはどの箇所ですか?工事した箇所を全て答えてください。



[3]使用済MOX燃料の処理について

元東京電力副社長、工学博士の豊田正敏氏がプルサーマルの問題点として、「半減期が長く、放射能が高く、かつ発熱量の大きいアクチニド元素(超ウラン元素)が大量に発生することだ。これは高レベル廃棄物の処分場の面積がウラン燃料に比べ大きくなることにつながる。当然処分費用もかさむ。また、この使用済み燃料をどう処理するかの見通しがない。 アクチニド元素を高速炉で消滅させる考えもあるが、技術的、経済的に実現の見込みは全くない。」と述べているように、プルサーマルを動かしてしまえば、ウラン燃料の核のゴミとは比べ物にならないほどの使用済MOX燃料が発生します。

1)使用済MOX燃料問題を無視して、プルサーマルを開始することは企業倫理に欠けます。
使用済MOX燃料の処分に関する九州電力の責任の範囲を教えてください。

2)また、使用済MOX燃料の処分費用は19兆円といわれるバックエンド試算(核燃料サイクルのための費用試算)に含まれていますか?

3)使用済MOX燃料の処分費用をバックエンド試算に含めるといくらになりますか?

4)さらに、地下に埋められる温度になるまでの冷却に要するエネルギーとMOX燃料が生み出すエネルギーの収支バランスの詳細を教えてください。

5)100年先の冷却に使うエネルギー源はなんですか?

6)豊田氏は処分場の面積もいまのウラン燃料に比べ大きくなると述べていますが、処分場の見通しは立っていますか?

以上






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